2007年3月26日月曜日

三月大歌舞伎


そう言えば今日で千秋楽だった‥‥うっかり、行ったのを忘れそうになっちゃう年度末。落ち着かないもんですね、年度末。なんで。ねぇどうして、年度末。ぉぃらの処理能力があまりにも足りないからか。1週間があまりにも濃い。メタボリック年度末。頑張って良かったって振り返れる日が、いつか来るのでしょうか。そう願ってみますか、年度末。
【四幕目 木の実・小金吾討死】
扇雀の機敏さに感激でした。よくまぁあんなに跳んで跳ねますね。女形のイメージが完全に私の中で定着していたので、立役ってところで最初のびっくりではありましたが。縄を使った大立ち廻りにご注目下さいって言われたのでわくわくしてたら、ホントすごかった。縄を何本も操ってクモの巣みたいにして、扇雀を持ち上げてました。軽くなさそうなのに。

【五幕目 すし屋】
悲しみを内に秘めた二枚目を演じてる仁左衛門さんしか知らなかったので、こんなにいじわるな役やってて「なんか違う~」とか感じてたんですけど、でもやっぱり最後には泣かせるイイ男だったみたいなオチがありました。あなたやっぱり目線がステキすぎ。眼鏡のCMやってるだけありますね。声も男らしくてステキなんだよなぁ。やっぱ声だなぁ。

【大詰 川連法眼館・奥庭】
今月は、この演目見たさにきたようなもんでして‥‥福助マジでラヴです。どうしてそんなに女形が似合うのですか。美しい事には変わりないんですけど、なんか福助は違くって。なんと言いますか‥‥嬉しそうに演じているので、見ている私もほんのり出来ちゃうんですよね。静御前、お美しかったっす。髪飾りがキレイだったなぁ。お着物も艶やか。

幸四郎さんもステキなんですけど、やっぱり菊五郎さんの渋さはぴかぴかでした。狐に化けた姿は、これで見るの3回めくらいかと思うんですけど、何度見ても飽きない。あんなにくるくる跳び跳ねて、奈落に消えたかと思うとまた出てくる。色んな所から。それに、声もやっぱりステキだぁ。メロンメロンになっちゃいました。菊之助にも会いたいわぁ~。

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