2005年8月26日金曜日

八月納涼歌舞伎

福助を見てきました~(´Д`*)もぉもぉステキ。雪姫を美しく演じてましたわぁぁぁ。もぉたまんないっすぅ~。お着物もキレイだったけど、声がやぁ~っぱりキレイでしたねぇ。色っぽいと言うか。声だけで「福助だ!」って分かるようになってきました。あの何とも言えない、艶っぽい声。歩き方も、手のしぐさも、倒れ方も、もぉ全部がステキでしたよぉぉ~。

【祇園祭礼信仰記 金閣寺】
大膳の三津五郎も、かっこいいなぁと思いました。どっしりしていたし、声も太くて力強くて。染五郎と橋之助も出ていたんですが、これまた男らしかった。染五郎は声の響きが悪いかと思っていたんですが、そんな事ありませんでした。もぉ十分、見事な立役だったのでかなり印象が変わりました。これからもっともっと、上手になるんだろうなぁって。

これに勘三郎も出ていたんですが、縛られたままで動きで表現する事無く、声色だけでの表現と言う難しい役をされていたそうで。それだけ、演技が上手って事なんですね。久しぶりに勘三郎を観れて大満足。でもやっぱり、福助を観る事が出来て幸せいっぱい、胸いっぱいです。艶やかなお着物、とっても似合ってました。夏の暑さが吹っ飛びます。

【橋弁慶】
牛若丸を七之助、弁慶を獅童が演じてました。七之助はまぁーキレイ。この人は女形の方が似合うんじゃないかなって思うんですが、牛若丸も女装みたいな感じだったので、いいのかな。跳躍は「おぉっ」って驚かされたんですが、着地の時に舞台に降り立っても「スン」って音しかしてませんでした。華奢なんですねぇ~。顔も細いし、お母さん似ですね。

【雨乞狐 野狐の五変化】
これはもぉ勘太郎がお見事でしたっ。1人っきりで演じたんですが、五変化の衣装の移り変わりのまぁー早い事!!野狐、雨乞巫女、座頭、小野道風、狐の嫁の五役でした。さっきまで歌舞伎の表現する狐のあの白いフワフワの衣装だったかと思えば、瞬く間に巫女に変わったり、座頭に変わったり。衣装が変われば、その瞬間に表情もパッと変わる。

最後に狐になった時なんて、奈落から舞台へ大ジャンプをするんですが、めちゃめちゃ高いジャンプ‥‥。凄いの一言に尽きます。衣装を変えるって事はそれだけ体力を消耗するかと思うんですが、そんな事微塵も感じさせませんでした。背中を大きく反らせるポーズも決めていたし、柔軟性にも優れているんですねぇ。もぉ大満足の8月になりました。

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